2009年8月7日金曜日

2009年 文月(7月)

3匹の猫まとわりつくは俺が主か

死に向かう人のたよりに沈む夜

ふらふらと飲むアルコホルばかりの安酒である(山頭火先生ごめんなさい)

何もない日疲れていない自分がさみしい

フランスより夏来る銀輪の力分け与えよ

5位なれど我には勝利フランスの夏(新城幸也に捧ぐ)

梅雨明けずに蝉泣き出した夕暮れ

若竹に猫じゃらされてお楽しみ

夕空晴れた明日は暑い日

どうしたらいい約束のない明日

スイッチを切るように死ねないものか

夏空に 陽炎ゆれて 蝉鳴いて

職なき身に どんどんと遠くなりゆく 碧い夏空…TdFを見ながら

無為の一日また陽の沈む

涼しくて昼寝快なる大暑かな

梅雨明けそうで明けない大雨

心臓がどうしようと鼓動する

真っ白く焼けた景色の中でたたずむ

2009年 水無月(6月)

酔いさめてふとんのうえにしろいくも

蛍光灯のスタンドの白々しい今日の終わり

血のような夕暮れブルーズのながれる

生きてるのか死んでいるのかなまぬるい曇り空

夕焼けにカラス僕だけがいらないひとか

風透る道の下にいる

やくたたず虫にくわれて当然か

独りいて胸の痞えはどこへいく

自分ひとり言い聞かす明日はまだある

2009年 皐月(5月)

気張っても盛夏は遠く初夏の宵

群れたがる人々にイラダツ

陽が沈んで猫の子起きた今日も終わりか

雨音だけの部屋ただ座り続けている

寝付かれず山頭火のように酒を飲む

雨冷えたか猫の子擦り寄ってくる

しかたないまだ生きてるから明日も生きるか

2009年 卯月(4月)

この春に満開はなし花嵐

散る花におぼえるそこはかとない絶望

陽だまりのベランダに猫の毛の飛ぶ

荒天の夕暮れただ暗く

春休みいつまで長く続くやら(失業中)(笑)

残照に向かって彗星のよう飛行機雲

2009年 弥生(3月)

派遣きられて みぞれふられて 帰る道

雑踏で 仕事まつ 花粉こらえつつ

叢に 雛の声ある 自転車の道

窓外の花嵐 ぬくぬくとして 聞く

酔うて夜花さきはじめている

2009年 如月(2月)

電車すく ぼくはまだのっている 春一番のまえ

窓ふさぎ風をみているねこをみるぼく

春闇夜にJAZZのシミイル

うれしいことも たのしいことも なく ただいきている

猫と眠る 寒くて 暖かい夜